ショッパーズアイの強み
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強み
01覆面調査員が
13万人いるため
全国どこでも対応可能 -
強み
02覆面調査で
15年の実績 -
強み
03課題に合わせて
調査のカスタマイズも
可能!
様々な業界に
ご利用いただいています!
Problem
店舗のサービスによくある
3つの課題
こんなお悩み抱えていませんか?
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飲食チェーン
ご担当者様- リピーターがなかなか増えない。
- スタッフのモチベーションが上がらず、お店に活気を感じない。
- クレームにつながる要素を事前に把握し、対処したい。
-
アパレルショップ
ご担当者様- お客様目線ではなく、社員目線の評価になってしまう。
- 交通旅費や人件費で、 結局費用が高額になってしまう。
- 分析に十分な時間が取れない。
- 自社スタッフだとばれてしまうため、覆面調査にならない。
(通常時の様子がみられない。)
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ビジネスホテル
ご担当者様- 調査の設問が選択式ばかりで、詳細が得られない。
- 改善点のアウトプットが不明瞭で、どこから改善していいかわからない。
- 調査員が集まらず、回答データで分析ができない。








Feature
他にはないショッパーズアイの
特徴4つ
日本全国での調査可・様々な業種での調査実績あり
登録調査員が日本全国に130,000人いるため、全国で覆面調査が実施できます。
飲食店・小売店のみではなく、カーディーラー・携帯電話ショップ・人材系など接客時間が長く難易度が高い業種でもご依頼をいただいており、年間20,000件超の調査を実施しています。





調査の質を保つ工夫
調査項目のフルカスタマイズ
業務の流れ・スタッフ教育の内容・ご要望をお聞きしたうえで、1社1社オリジナルの調査票を作成。
調査員教育
各社の調査専用に作成した教育用資料の読み込み+理解度テストの受講による教育を実施。シナリオ理解や調査結果への個人的評価のブレを最小限に抑えます。
レポートの複眼チェック
調査員が記入したレポートは必ず2名以上でチェック。疑問点はヒアリングをし、コメント内容が薄い・わかりにくいという場合には書き直しをさせ、ご納品物を完成させます。



おすすめの商品について丁寧に教えてくれ、質問にも的確に答えてくれたので、食べてみたいと思いました。


○○○をすすめられたのですが、商品の味の説明だけでなく一番人気でなんども焼いていること、雑誌に取り上げられていたことなどみんなから支持されていることを教えられました。
また、「子どもにもあげられますか?」と聞くと、アレルギーのことを聞いてくれ、とても親切に教えてくれました。
分析から改善までサポート
ショッパーズアイでは、優先的に改善すべき『課題発見のための分析』に力を入れています。
最優先注力ポイントについては「できていない点」等の定性コメントも含めた分析を行い、次回以降の具体的なアクションを導き出して提示します。
また、分析の他、調査結果をもとにプログラムを作成する研修、店長や店舗スタッフに自ら考えてもらうワークショップの実施も可能です。
Step01
全体設計
カテゴリ毎/シーン毎の軸で競合と
調査結果を比較

Step02
課題の設計
各カテゴリ/シーン毎で
CSポートフォリオ分析を行い
最優先注力ポイントを特定

Step03
課題の詳細分析
最優先注力ポイントに絞って
詳細を分析して、
「できていない点」
「評価されている点」を
定性コメントから具体的に抽出

Step04
解決策の示唆
次回以降の具体的なアクションを
導き出して提示


悪い評価の項目を全て改善しようとすると、改善点が多くなり過ぎ、1つも満足に改善が進まなかった ということがよく起こります。改善するポイントを絞るため分析が必要になります。
※分析の他、調査結果をもとにプログラムを作成する研修、調査結果をもとにどこをどのように改善すべきかを店長や店舗スタッフに自ら考えてもらうワークショップの実施もできます。
覆面調査以外の
課題発見方法も充実
グループ会社・パートナー会社と連携し、様々なソリューションをご提供しています。 課題感を伺ったうえで、豊富なリサーチ経験を活かしたご提案で、包括的なご支援も行っております。
Interview
お客様インタビュー

株式会社三越伊勢丹様
取材日時:2018年3月

株式会社三越伊勢丹
上さん・遠藤さん
まず、御社やお二人の業務内容について教えてください。
弊社グループでは、2018年3月現在 国内百貨店(三越、伊勢丹など)を26店舗展開しており、私たちの部署では自社カードであるエムアイカードの新規獲得や利用促進の業務を担当しています。
エムアイカードは全国で約260万枚発行されており、弊社グループ全体売上の半分程度がエムアイカードの売上となっていることもあり、エムアイカードの新規獲得・利用促進を推進することが、弊社の事業活動の中で重要と考えています。
お客さまにとってはお得にお買い物ができるというだけではなく、お客さまと弊社とのコミュニケーションツールになるというメリットもあります。
弊社からお客さま特性に合わせた情報を発信することができますので、その情報を見て店舗にお買い物に来て頂くということもできるツールになっています。
御社グループ内で重要な役割を担っているエムアイカードですが、昔から現在のようなポイント制のカードだったのでしょうか?
ポイント制に移行したのは2016年4月で、それ以前はエムアイカードでお買物していただいたその場でご優待(値引き)になるカードでした。
もう少し前を振り返ると、元々は三越と伊勢丹で別々のカードを数十年前から発行していました。
2008年に2社が統合したことに伴いカードも統合され、2016年にお買い物時の即時ご優待(値引き)ではなく、ポイント制へと移行となりました。
ポイント制のカードとしては後発だったため、ポイントの還元率は高く、貯まったポイントは次のお買物から1ポイント=1円として使うことができます。
また、航空会社2社とポイントの相互交換ができるようにしているなど、他社のカードも研究して、お客さまにとってメリットのある設計にしました。
2社のカードの統合やポイント制への移行などによって、苦労した点などありましたか?
カードの統合やポイント制への移行があっても、既存会員のカード利用率は悪くはなりませんでした。
しかし、新規獲得(カードの新規発行)が2016年の夏頃から落ち込んでしまいました。
カードの統合やポイント制への移行によって、エムアイカードの内容やメリットについての十分な知識があり、お客さまに自信をもってお勧めできるスタイリスト(注)が少なくなってしまっているのではないかとも考えられましたが、あくまで仮説でしかなく、確かなことはわかりませんでした。
そのため、カードに関するお声掛けや説明内容、カード発行を受け付けるカウンターでの対応などお客さまが体験する可能性のあるカード発行までの流れを第三者にチェックしてもらうこと(覆面調査を実施すること)になりました。
(注)三越伊勢丹グループ百貨店では、「販売員」という呼び名を見直し、お買場で販売する方々はもちろん、お客さまと接点を持つすべての従業員を「スタイリスト」と呼びます。
上記のような流れでショッパーズアイにお声掛け頂いたのですね。1回目の調査実施は2017年3月ですが、調査対象となった2店舗(日本橋三越本店:50拠点・伊勢丹新宿本店:50拠点)を選択された理由、調査結果から見えてきたことを教えてください。
2店舗はカードの新規発行数が落ち込んでしまっており、三越と伊勢丹の本店でもあったことから調査対象としました。
調査の概要は下記の通りです。
◯調査対象
2店舗にある全100拠点(売場)
日本橋三越本店:50拠点、伊勢丹新宿本店:50拠点
◯調査の流れ
各店舗でエムアイカードについてスタイリストからお声掛けがあるのか、どのような説明があったのか
(スタイリストからお声掛けがなかった場合には、調査員からエムアイカードについて質問する。)
→調査員がカード発行の意思を示し、カードカウンターに案内してもらう
→カードカウンターの対応をチェックする
◯主なチェックポイント
・お声掛け:そもそもスタリストからお客さまにお声掛けができているのか
(お客さまがカードを持っているのか、持っていない場合には新規発行を促しているのか)
・説明内容:スタイリストでお声掛けはできているもののメリットが伝わっていないケースがあるのではないか
・カードカウンター:スタイリストからカード発行を受け付けるカウンターに引き継いだ後の説明や対応が良くなく、
カード発行まで進む人が多くないのではないか
調査結果から見えてきたことは、カードカウンターの担当スタイリストに引き継いだ後の対応、カードの内容(ポイントの還元率・キャンペーン内容など)についての評価は悪くありませんでした。実際にカードの発行をするかどうかは覆面調査員に任せていたところ、調査をしてくれた人のうち約10%はカード発行に至ったことから、店舗スタイリストがお声掛け・説明をすれば(説明の実施率を上げることができれば)、魅力が伝わり、カードの新規発行につなげることができるものであるということも確認できました。その時点では、販売員が持って説明するツールはあったものの、どの部分を見てどう説明すればよいかが明確ではありませんでした。また、お客さまに渡すパンフレットのようなものはありませんでした。この調査結果を受けて、エムアイカードの内容やメリットを暗記していなくても説明ができるパンフレット(現在使っているもの)の作成を進めることになりました。
2回目の調査は2017年9月に実施しましたが、調査対象となった4店舗、180拠点(伊勢丹浦和店:50拠点、伊勢丹立川店:50拠点、三越星ヶ丘店:30拠点、三越栄店:50拠点)を選択された理由、調査結果から見えてきたことを教えてください。
2回目調査の実施店舗は、店舗が複数あり重要地域と考えている名古屋の2店舗とカードの新規獲得が好調な2店舗(伊勢丹浦和店、伊勢丹立川店)を選びました。
重要地域の2店舗は現状把握をしたい、カードの新規獲得が好調な2店舗は、他の店舗にも共有できる好事例を見つけたいという目的があり、調査対象店舗として選びました。
調査結果から見えてきたこととしては、下記の点が挙げられます。
拠点(売場)ごとに見ると、1回目の調査同様にスタイリストからのお声掛け・説明ができていないこと、お客さまからカードの内容について聞かれた際に十分な説明ができていないことが明らかになりました。
店舗ごとに異なる傾向も見つかりました。重要地域の2店舗のうち三越星ヶ丘店は、規模が小さく スタイリストの人数が少ないこともあり、スタイリスト自身の持ち場を離れるわけにはいかず、スタイリストからカードカウンターに引き継ぐことができていないケースが多いことがわかりました。
また、新規獲得が好調な2店舗(伊勢丹浦和店・伊勢丹立川店)では、キャリアの浅いスタイリストがお声掛けや説明ができていないケースが多いことがわかりました。
1回目・2回目の調査を通して明らかになった課題を解決するために実施すること、今後目指していく方向性などについて教えてください。
2回目までの調査を通して明らかになった「お声掛け・説明の実施率が低いことがカードの新規発行を伸ばすことができていない要因」という点を解消するための取り組みを始めています。一番大きな取り組みは、1回目の調査結果を見て作成したパンフレットを活用できるようにするための動画作成です。
動画はカードの内容やメリットを暗記するものではなく、新しく作ったパンフレットのどの部分を見ればカードの内容やメリットがわかるのか、どのようにツールを使って説明するのかが理解できる内容になっています。また、好事例として接客スキルが高くカードの新規獲得も多い5名のスタイリストにお客さまにカード発行を勧めることをどのように考えているのか、トークのコツなどについてインタビューした動画も作成しています。
この動画を見ることで、カードについてのお声掛けや説明をどの店舗・どの拠点(売場)・どの程度のキャリアのスタイリストでもできるようにし、お客さまにとってもメリットのあるエムアイカードの発行、ご利用を促進したいと考えています。

フライング タイガー コペンハーゲン様
取材日時:2017年12月

フライング タイガー コペンハーゲン
古田秀治さん
フライング タイガー コペンハーゲン(以下「フライング タイガー」と略記)は、2012年に日本に上陸して5年目のブランドです。 とてもカラフルでユニークなデザインの雑貨を扱っています。 ほぼすべてがデンマークでデザインされたインポートブランドです。 全世界に約900店舗あるため非常にリーズナブルな価格で提供できていますが、「安い」というより「Affordable(手の届く≒値段を気にせず楽しめる)」ことが特徴といえます。
フライング タイガーは、イケアさんと同じように、One Way Shopping(一方通行レイアウト)です。お客様のクリエイティビティーを刺激したいと考えているからです。入り口近くにある新商品からレジ付近のフードまで、くまなく店内を見ていただくことで、さまざまな商品との出会いを通して、「商品のその先にあるものを売る」という私たちの考え方をお客様に自ら発見して欲しいと思っています。「この商品とこれを組み合わせたらあんなことできそう」「あっ!この商品は今度のパーティーでこうやったら面白く使えそう」とお客様に楽しんでいただくことが、フライング タイガーというブランドが目指していることです。「モノを売る」というより「商品のその先にあるものを売っている」のです。他の雑貨店のように、「この商品はこれこれの機能があってこういう価格でお得でしょう?」というやり方ではありません。
フライング タイガーのブランドプロミスは「everyday magic」という考え方です。私たちがお届けしたいのは誰もが毎日手に入れられる魔法のようなアイデアです、そのアイデアを通じて毎日をもっとhappyにしたいと考えています。そのために今期もっとも力を入れてきたのは人と人を結びつけるきっかけや場の提案です。それによって生み出される「化学反応」はクリエイティブで「昨日より今日を」、「今日より明日を」素敵なものにしてくれると考えているからです。このことを一番表しているのは、デンマークを象徴的に表現する言葉のひとつであり、世界で最も幸福度が高い国と評価される理由とも言われている「HYGGE」という言葉です。私達のブランドの前提にもなっている考え方です。「人と人が結びつくことによって生み出される温かで居心地良い空間、そこで気の置けない仲間が集まって温かい時間を過ごす」と言えば良いでしょうか。店舗内は白いBOX什器と「ろうそく」をイメージしたペンダントライトで演出していますが、ろうそくはデンマークではWelcomeの象徴です。お客様を歓迎します、と一緒に楽しみましょうというメッセージです。
すると、やはりスタッフのホスピタリティは重要になります。しかし、日本上陸当初はそういったマインドは強くありませんでした。
「接客」の課題への取組み
接客の課題を感じておられた、ということですね?
そうです。実はショッパーズアイで覆面調査(ミステリーショッピング)を始める前に、それまでの「オペレーション指向」から「お客様指向に」という、サービスレベル向上のプロジェクトをやっていました。すると当然の成り行きで「毎月評価する仕組みが必要ではないか?」となり、覆面調査を導入することにしました。
その頃の店舗はどういった状態だったのですか?
少し遡りますが、日本に上陸当初は、1号店が大阪アメリカ村ストア、次いで表参道ストア、ららぽーとTOKYO BAYストアだったのですが、いずれのストアも大行列となりました。店舗では、とにかく品出しとレジと行列のコントロールだけで手一杯…。接客は二の次、という状態でした。私が入社をした2015年も年間10店舗程度という出店ラッシュでした。そのような中、売上を高いレベルで維持しつつも、サービスレベルの向上に取り組む必要を感じていました。これは至難の業でしたが、スタッフの日々の努力のおかげで、良い結果をつくれました。日本ではドラッグストアでもちゃんと挨拶をしますよね?いくら良い商品を取り揃えても、いくらブランド力が強くても、接客をないがしろにするとお客様は帰ってきません。そもそも弊社の商品は、必需品ではありません。スタッフのホスピタリティや楽しさが大事ということです。接客の改善は、絶対にやらなければならないと思っていました。
しかし、ありきたりのことをしたくないというのがウチのブランドです。弊社の行動理念のひとつに「当たり前の小売業になるのはやめよう!」というものがあります。だから接客マニュアルにはしたくありませんでした。スタッフが、自分でお客様にどうやったら喜んでもらえるかを考えて欲しかったのです。
覆面調査の3年間の目標設定
ショッパーズアイの覆面調査はどのように活用されていたのでしょうか?
まず、覆面調査は2015年6月から2017年11月まで約2年半、連続30ヶ月間実施しました。当初から200点満点中「全店舗が150点以上」!を目標にしていました(※註)。覆面調査を開始するに当たり、最初に次のような話をしました。2015年は「Must」。絶対やらなければならないことをしようと。例えば清潔な売場、身だしなみ、笑顔、コンセプトの実行、ご挨拶、誠実な対応などです。2016年は「ベスト」。例えば、心のこもった接客、卓越した商品知識、VMD、プラスαの接客ができるようになろう、と。2017年は「Excellent Store」。つまり、全ての店舗が見本になろう、接客を超えた感動を創ろう、と目指していました。
初回調査時は、全店平均が127点、150点以上の店舗は28%のみでした。その後一度調査票をリバイスしましたが、全店平均は最高で178点まで伸びました。
そして2017年9月に全店150点以上を達成できました。当初3年かかると思っていましたが、2年半で終えることができました。
(※註)ショッパーズアイの覆面調査は、通常200点満点で評価を行っています
店舗へのフィードバックと、考える力が身につく取り組み
仕組みとしては、毎月の調査結果をストアマネージャーミーティングでフィードバックし、それを各ストアマネージャーが自店に持ち帰ってフィードバックをします。その際のポイントとなるのは、スタッフには「できたこと」を褒め、「できなかったこと」は責めるのではなく「課題」としてみんなと共有し、どうしたらできるようになるかを議論するということです。
そして店舗では、様々な改善の取組みを行っていました。例えば「印象よくするため」の取組みでは「買い物カゴを持って逆向きに回り、お客様を意識しながら買い物カゴを渡す」、「接客専用時間を決めてその時間は店舗をぐるぐる回る」「店舗独自で接客の見本のVTRを作成する」などです。いずれも店舗特性を生かしたアイデアであって、全店統一の活動ではありません。
ただ、地域グループでの取組みはあります。数店舗あれば、できている店舗とそうでない店舗があるので成功体験の共有も自然と生まれてきます。具体的にどういうアクティビティがどういう結果になったのかを毎月発表していくので、知識が溜まっていきます。店舗では、献身的に調査票を隅から隅まで見て、マーカーして、バックヤードに貼り付けて、毎月毎月課題を立てて取り組んだスタッフの努力が全てといえます。
覆面調査の評価点はストアコンディションとの相関が強かった
当初、覆面調査の評価と最も相関があるのは「売上」だと思っていました。サービスレベルの向上なしに売上の向上はありえない、と考えて取り組んだわけですから。しかし、今では最も相関関係が強いのはどうやらストアコンディション、つまり「皆が快適に仕事できているか」ではないかと考えています。
例えば、店舗スタッフ間の関係が上手くいってなかったりすると、如実に点数が下がります。当たり前のことですが、笑顔は「出せ」と言っていって出せるものではありません、自然発生的に出ないとダメです。つまり、やり方がわかっているだけではダメなんです。これが、楽しく仕事のできる店舗であれば、笑顔も出ますし、お客様のとの会話も自然に増えます。アイデアもどんどん出てくるのです。ただ、売上の相関が無いわけではなく、評価がある一定のレベル以下になると、売上も下がってきます。サービスレベルが上がれば売上が上がるのではなく、一定のサービスレベルを維持しないと「売上は下がっていく」ということです。
意識を変えることが最も大変だった
最も苦心されたのはどういったことでしょうか?
そうですね…なぜホスピタリティが大事か、このブランドはどこを目指しているのか、ということを皆に理解してもらうことには苦労しました。当初は「このブランドが接客やるなんて聞いてません」という人も多かったです。反発を感じているスタッフもいたわけですが、辛抱強く話を続けて理解を広めてきました。そうするうちに最初はストアマネージャーが、そして次第にアルバイトスタッフと理解の輪が広がっていきました。
覆面調査の点数も、初年度の2015年は急激に上がるということはありませんでしたが、2017年になってぐっと良くなってきました。満点が続出してきたのは2017年にはいってからです。ボトムアップの良い流れが作れました。
調査評価の結果は、期末のスタッフ考課に結びつけることが鍵
毎月覆面調査をしましたが、大事なのは「良かった悪かった」だけでなく、その結果をキチンと期末のスタッフの考課に反映させることが大事です。この仕組みになっていないと、モチベーションはなかなか続かないものです。
その上で、さらに、とても頑張っているスタッフへスポットを当てることが出来ないかと、そこで、調査票に新たに「輝いていたスタッフは?」という質問を入れて、日頃頑張っているスタッフを評価される仕組みも入れました。毎月の評価点がトップのストアで、ここで名前の挙がったスタッフには優秀スタッフとしてオリジナルTシャツをプレゼントすることにしたりしました。評価にしっかりと結び付けないと覆面調査は機能しなかったでしょう。それに、毎月やることが重要でした。調査員の主観が入ったとしてもガクっと落ちるのはダメです。「良いときもあるけど悪いときもある」というのは、「できてない」ということなんです。だから1回だけ上位になっても、弊社のストアマネージャーたちは喜ばない、というか喜べないですね。。
質問項目は、ブランドの基本的なフィロソフィー(コンセプト)に沿っていないとダメですし、「覆面調査の評価が良い→コンセプトを守っている→サービスレベルも上がっている」というように連動していなければなりません。
これからのフライング タイガー
今後のフライング タイガーはどこへ向かっていくのでしょうか?
ひとりでも多くの人に「HYGGE」を届けたいですね。今は23店舗ですが、老若男女全ての人が楽しめるすごく良いブランドと思っていますので、日本全国に広めたいと思っています。昨年からは「パーティー」をキーワードにしています。今皆さんが、パーティーグッズを買うにはどこに行ったら良いと思うでしょう?仮装グッズなら?紙コップ買うなら?ゲームアイテムなら?実はそれは全部フライング タイガーに有るのです。パーティーとなったらフライング タイガーを想い浮かべて欲しいですね。だからこそ、スタッフには「HYGGE」でいて欲しいし、イベントのオーガナイザーであって欲しいのです。
Voice
他にもこのような
お声をいただいています。
ショッパーズアイの覆面調査で、
様々な課題解決につながっています。
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飲食チェーン
ご担当者様店舗間、スタッフ間におけるサービスレベルの格差を是正するためのツールとして、毎月覆面調査を実施しています。
毎月の調査結果からスタッフが改善活動を実施することで、全店の平均スコアが大幅に改善しました! -
アパレルショップ
ご担当者様業績の悪い店舗の接客レベルを向上させることを目的に、数百店舗の調査をショッパーズアイに依頼しました。
調査の結果から、社内のチェックでは見えてこない「お客様にささるキラートーク」「お客様に適切に魅力を伝える説明の方法・ツール」を把握し、各店舗に展開することで、サービスレベルの向上に成功しました! -
小売店
ご担当者様社内報で「輝いていたスタッフ」を褒める文化の醸成や、スタッフ間での成功事例の共有を目的に覆面調査を行いました。
社内報に掲載されたスタッフが喜ぶばかりではなく、 「次回は自分が掲載されるように頑張ろう」というやる気に繋がって、スタッフのモチベーションアップにつながりました!

実施の流れ


Step 1
調査・設問設計
課題をお伺いのうえ1社1社オリジナル調査票を作成。



Step 2
調査員募集
130,000⼈の調査員に募集をかけます。



Step 3
調査員抽出
エリア・性別・年齢・対象サービスの利⽤頻度などでフィルタリング。



Step 4
調査前テスト
調査内容に関するWebテストに合格した調査員のみ調査を実施。



Step 5
調査実施
調査内容に関するWebテストに合格した調査員のみ派遣。


Step 6
調査結果ご納品
弊社で内容をチェックした調査レポートや簡単な集計機能等が利用できるWeb画面をお渡しします。
調査後のアフターフォローが必要な場合、改善サポートが可能です。

ショッパーズアイが選ばれる
5つのポイント

Point 01
専門性の高い調査員の派遣も可能
ショッパーズアイでは多くの場合一般の人が調査員になりますが、中には◯◯業界の経験者という「その道のプロ」が調査を実施する場合もあります。どちらの目線でチェックするべきかは調査課題によって異なりますので、ご提案します。(料金も大きく変わってきますので、そちらも含めてご検討ください。)

Point 02
調査員規模、対応可能地域
全国に覆面調査員がいる会社は意外と少ないです。調査対象の店舗が全国、または地方の店舗が含まれるという場合には、調査員数や対応可能地域などを確認してみてください。
ショッパーズアイは全国に覆面調査員がいるため、出張による時間・費用を抑えながら、必要な調査員数を確保することが可能です。

Point 03
調査項目の作成
「◯◯業界であればこの調査項目をもとにし、変更できるのは5問までです。」などと1社1社オリジナルの調査項目が作成できない企業もあるようです。御社のこだわりや教育内容についても反映させたい場合には、弊社のように1社1社オリジナルで作成できる企業の方が向いています。

Point 04
調査員教育
一般の人を使った覆面調査(ミステリーショッパー)会社の教育はWEBによるものが多いです。調査項目の設定と同様に各社の調査に合わせた教育資料を作成しているか、調査内容の理解度を確認するテストがあるのかなど、教育体制についても対応がわかれます。

Point 05
納品物
個票(各店舗の結果がわかるレポート)はわかりやすいか、サマリーレポート(個店ではなく全体やエリアごとなど強みや弱みの分析・優先的に改善すべきと思われる点はどこと思われるか等の分析)の作成がどこまでできるかなども覆面調査(ミステリーショッパー)の会社を選ぶ際に注意が必要です。

よくある質問
- 覆面調査(ミステリーショッパー)とは何ですか?
- ミステリーショッパーと呼ばれる一般消費者の匿名モニターが企業や店舗のサービスを体験し、そのサービス品質を一般消費者目線で様々な角度から評価する調査方法のことを言います。
- 調査員への教育はどのようにしていますか?
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基本的には各社の調査専用に作成する資料の読み込み+テストの受講による教育を行っています。
調査の難易度等によっては集合研修・電話研修を実施することもあります。
- 地方の店舗でも、覆面調査(ミステリーショッパー)は実施できますか?
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ショッパーズアイに登録された一般の消費者は日本全国にいます。
地方調査でご心配な場合はお調べ致しますので、お問い合わせください。
- 料金はどれくらいですか?
- 調査の難易度と調査員の拘束時間によって異なりますが、スタンダードプランで1店舗1回の調査で1.2万円からご用意しています。(この費用の他に初期費用や調査実費などがかかる場合があります。)
- 納品までどれくらいかかりますか?
- 調査内容や調査対象店舗数にもよりますが、準備期間を含めて1ヶ月~1ヶ月半程で完了します。